本日は大阪駅前第1ビルにあるボルシチと洋食の店「モスクワプリュスシェミ(MOCKBA+7)」さんに行きました。
店内はシンプルな作りで、テーブルが4つにカウンターが8席くらい。
ただ、BGMはロシア語の歌で、TVもロシアのニュース番組が流れており、なかなかのロシアンテイスト。
入店したのが平日の18時過ぎと早い時間で、お客さんの入りは半分くらい。しかし、ひとりのお客さんが代わる代わる入ってくる感じで回転はかなり良さそうです。
メニューは、ロシアンロールキャベツ・ロシアン和風ハンバーグ・洋風ハンバーグ・ミックスフライ・チキンステーキ・サーモンステーキのセット6種類で、全てボルシチ付き。
「ロシアン」ロールキャベツとはどういうものか、はたまた「ロシアン」なのに「和風」ハンバーグとはどういうことか、というのも非常に気になったのですが、しかしロシアといえばなんとなくサーモンな気がしたので、サーモンステーキセットを注文することにしました。
3分ぐらいでボルシチ登場!
思ったよりか小さな器。定食で言えば味噌汁のポジションにボルシチを配置しているのが、このお店のセットの特色のようですね。
鮮やかな紅色。さっそくひと口……
うめっ!ボルシチうめっ!!
かなりの具だくさんですが、ゴロッとした具とみじん切りのような細かい具が入っていて食感が楽しい。具はジャガイモ、人参、トマト、牛肉あたりでしょうか、そしてボルシチには欠かせないというビーツですね。
スープは野菜のさわやかな酸味があるのですが、上に乗っているクリーム(スメタナ)が混ざるとマイルドな深みが出て、これまた美味しい。まさにロシアの匠ですね。
小さな器と思ったのですが、具だくさんな事もあり、なかなか食べ応えあります。
そしてボルシチを食べ終わる頃にサーモンステーキのプレートが到着。
このタイミングは狙ってるのかな。まずはボルシチを単独でじっくり味わってからということでしょうか。ここでボルシチおかわり(300円)も十分アリだと思います。
サーモンが浸かるほどかかってるソースはスメタナソース。スメタナは東欧の発酵乳とのことです。淡白な味ですが、じっくり柔らかく焼いたサーモンとの相性はバッチリ。
ちなみにサーモンステーキは骨側が上に来ていて、皮が下です。ソースをかけるからでしょうが、いきなりナイフが骨に引っかかって驚きました。
オリビエサラダとビーツサラダは付け合わせ程度ですが、ポテトサラダに似ていながら少し違う独特味もあり、これはこれで興味深い味わい。
ロシア料理店と言うほど、ロシアでもなさそうですが、日本で普通に食べられている洋食にロシアンテイストを加えた感じでトータル的にかなり美味しく、大満足な逸品でした。
ごちそうさまでしたm(_ _)m
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